ビーチクリーンアップ活動と西表島の自然、環境、生物に関する情報

ガイドの質の向上と自然保護の為、４月２２日より２４日まで、日本自然保護協会による、自然観察指導員講習会が浦内公民館を会場に行われ、森本を含め地元指導員５名がスタッフで参加協力し、４８名のの参加者がセミナーで世界遺産やエコツーリズム、講義で自然保護や自然観察で生物多様性や自然の仕組み、自然観察会と指導員の役割、野外実習でテーマと繋がり、自然観察会を体験して、自然や文化、歴史の繋がり、楽しく伝え感心を持つことで自然保護や観察会参加者やガイドのスキルアップにつながる素晴らしい講習会となりました。写真は、講師の吉田正人代表理事の講儀の様子です。明日は、NHＫで午後６時より世界遺産候補地西表島が生放送で紹介されます。  

今日は、大荒れの天気でしたが終了後まで雨も上がり、午前１０時より南風見田海岸駐車場で、「ヤマネコ発見の地」の碑の除幕式の後、１０時３０分より大原中学校生徒や上原のサッカークラブFCパパヤJrの子供たち他５３名参加で山猫発見場所の海岸でビーチクリーンアップを行い、トン袋５袋を回収しました。ペットボトル調査では、１５６９本回収で、中国９５１本、ベトナム４８本、日本３３本、台湾１３本、マレーシア１３本、韓国６本、タイ６本、アメリカ３本、フィリピン２本、シンガポール１本、イタリア１本、他１本、不明３１本でした。調査終了後、大原中学校とスポーツ少年団、に西表エコプロジェクトから活動費補助を行いました。皆さんお疲れ様でした。写真は、参加者の皆さんです。  

４月９日古見岳相良入口から山頂の登山道整備を２名の登山客と行ってきました。尾根筋のツルアダンが茂り登山道が通れない状態でしたが、ツルアダンや倒木、下草を除去、登山道のリボンも新しく取り付け、通りやすく道もわかりやすく山頂まで楽に行けるようになりました。当日は、天気も良く快適な登山日和でした。ナンバンキンギンソウやヤエヤマコンロンカの花も見られました。写真は、尾根筋の様子です。  

ようやく４月に入りアカショウビンが渡って来た西表島ですが、一昨日から又寒くなり、昨日もヤエヤマボタルはあまり見られませんでした。今月のビーチクリーンアップは４月１５日日曜日「山猫の日」午前１０時より、イリオモテヤマネコ発見の地、南風見田海岸で行いますので協力よろしくお願いします。又、今年に入り、寄付が中山夫妻、堀内夫妻、西表島バナナハウス、ニラカナイ募金箱、HYの皆さんからありました。又、昨年度のデンサターミナル募金箱には、８８，７３６円の募金がありました。すべて保全活動に使わせて頂きます。そして昨年度、スポーツ少年団を始め沢山の皆さんの協力で漂着ゴミ、トン袋１１６袋回収処理しました。皆さん協力有難うございました。写真は３月２８日のビーチクリーンアップの様子です。