2016年03月30日

ビーチクリーンアップ活動・処理費、環境募金寄付お礼。

平成27年度の、西表エコプロジェクトの活動も明日で終わり、新たに28年度が始まります。今日、デンサターミナルの漂着ゴミで作った、山猫型環境募金箱を開けました。一年間で67,705円の寄付をいただきました。皆さんありがとうございました。ビーチクリーンアップ活動・処理費及び、自然保護活動に活用させていただきます。次年度も、西表エコプロジェクトの活動及び、西表島の環境保護・保全活動への協力よろしくお願いします。合わせて、28日再び、事故で妊娠しているイリオモテヤマネコが車の犠牲になりました。よく目撃される山猫は、必ずと言っていいほど事故に遭っています。くれぐれも安全運転で、大切な命を守りましょう。写真は、上原港デンサターミナルの環境募金箱です。
  


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2016年03月29日

旅立ちの季節と渡り鳥

デイゴの開花も多くなり、島の子供達は、高校進学で島を離れる15歳の春となり、希望と夢を抱いて島を離れ、内地や沖縄本島、石垣島へそれぞれ飛び立って行きました。鳥たちもサシバやチョウゲンボウ、カモメの姿が減り、渡りの途中で西表島に立ち寄る、サギやシギの姿は多くなりました。クロウウタドリもよく見かけ、電線には、ツバメやムクドリの群れをよく見かけるようになりました。写真に写っているのは、ギンムクドリの大群の一部です。
  


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2016年03月28日

上原港草刈り清掃作業を行いました。

今日、上原港の草刈り清掃作業を、午後3時30分から、上原青年会、ダイビングやシュノーケリング業者、カヌー組合員、やまねこ宅配、西表エコプロジェクトメンバー、13名が参加して、トン袋1袋のゴミと、軽トラック10台分の草を刈り、午後6時30分清掃作業を終了しました。皆さんお疲れ様でした。又、次年度もよろしくお願いします。写真は、残っていた作業メンバーです。
  


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2016年03月25日

 竹富町自然環境保護条例改正為の第3回・自然保護審議会

昨日、竹富町自然環境保護条例改正の為の第3回竹富町自然保護審議会が行われました。スケジュールの修正、住民説明会の実施状況、条例の改正原案についてや指定外来生物種の選定で各委員からの意見が寄せられ、特定希少野生生物の選定では、各島で希少な種は、希少野生動植物、町全体で希少な種は、特定希少野生動植物と区分して保護を行う提案があり、話し合いは、時間道理に終わりませんでした。写真は、特定外来生物のシロアゴガエルの駆除を行っている沈砂池で餌を探す、カンムリワシとダイサギです。
  


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2016年03月23日

コウモリ部、六抗山の自然とコウモリ観察会

今日、午後2時よりコウモリ部の六抗山の自然とコウモリ観察会を行いました。新しい山猫の糞やオオゴマダラの黄金の蛹、シユウカイドウの花やヒカゲへゴやバーキの森を抜け、炭焼き釜や滝を通り、一抗から二抗、三抗、四抗、五抗や石炭層を観察、六抗では眠っているイリオモテコギクガシラコウモリを観察、イリオモテヒメランやカゴメランなど沢山の動植物を観察、壊れた自然を再生中の森を通り楽しい、観察会になりました。写真は、コウモリを観察しているコウモリ部メンバーです。
  


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2016年03月22日

シロアゴガエルの卵塊と生き残りの知恵。

西表島では、このところ暖かい日が続き、遅れていた、サキシマツツジやセイシカ、マンゴーの花も少し咲き始め、デイゴの花は例年道理に咲き始めました。モズクはまだ少し生え始めたばかりです。昨年11月にシロアゴガエルの卵塊が1つ見つかった池でも四か月ぶりに卵が産み落とされていました。シロアゴバスターズが捕獲の為に見回る為か、前回は、木の上の葉の間でしたが、今回は、外から見えない、池に張り出した、木の洞の中に卵塊が有りました。シロアゴガエルも子孫を残すため、生き残る為に知恵を働かせていました。写真は、木の洞の中のシロアゴガエルと思われる卵塊です。
  


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2016年03月21日

ビーチクリーンアップIn南風見田海岸

今日午後2時より、南風見田海岸のビーチクリーンアップを行いました。大原スポーツ少年団を中心に、西表森林生態系保全センター職員、地域住民、西表エコプロジェクトメンバーなど64名参加、800メートルの海岸で、発砲スチロール・トン1袋、プラ・トン1袋、ペットボトル・トン1袋他、ロープ・14袋、ブイ・15個と1袋他、缶、瓶、電球、ボンベや冷蔵庫の蓋などトン袋5袋の漂着ゴミを回収、調査しました。ラベルの有った158本のペットボトル調査では、中国128本、日本8本、台湾6本、マレーシア5本、ベトナム3本、韓国・インドネシアが1本でした。クリーンアップ終了後、大原スポーツ少年団に西表エコプロジェクトより活動費の援助を行いました。皆さんお疲れ様でした。写真は、今日の参加者の皆さんです。
  


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2016年03月20日

命どぅ宝プロジェクトの「一次救命処置」講習会

今日、命どぅ宝プロジェクトによる一次救命処置講習会が行われました。ダイビングやスノーケル業者、カヌー業者や消防団員が参加した夜の講習会に参加、心肺蘇生のスキルアップを目指して、多くの関係者が練習を繰り返しました。写真は、今日夜7時30分からの講習会の様子です。
  


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2016年03月20日

古見岳、相良川周辺の自然と昆虫採集で荒らされる自然

今日は、古見岳のツアーを兼ねて、登山道の整備とリボン取り付け、鳥獣保護巡回パトロールを行いましたが、レジ袋や靴下を使った昆虫用の罠や、枯れた木がナタで何本も削られていました。カミキリムシをナタを使って採取している男性に出会い注意をしましたが、文句を言われ去っていきました。相良川は、荒らされ、見られる動植物、特に、昆虫や、爬虫類、希少植物が最近とても少なくなったように思います。今日は蝶の他、ヤマンギやキノボリトカゲ、ヤマビルやヤスデが見られ、花は、淡いセイシカの花も咲き始め、ナンバンキンギンソウやリュウキュウバライチゴ、レンギョウエビネやイジュの花も見られました。写真は、ナタで削られた枯れた木です。
  


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2016年03月18日

今月21日、ビーチクリーンアップを南風見田海岸で行います。

今月21日、午後2時より南風見田海岸でビーチクリーンアップを行います。皆さん協力よろしくお願いします。写真は、先月のホネラ海岸のビーチクリーンアップの様子です。
  


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2016年03月17日

横断道の自然体験

3月15日は、大学生と西表島横断に行ってきました。横断道の維持管理作業で下草刈りや枯れ枝、倒木の撤去やゴミ拾いを行いながらの横断になりました。山小屋跡では、ゴミが捨てられ、魚のモリも残されていました。ハイノキの花は満開でしたが、今年は、セイシカやツツジの開花が少なく、寒い為か、大きなイノシシやカンムリワシ、オオコウモリは見られたけれど、昆虫や、爬虫類の姿は無く、寂しい横断となりましたが、ヤエヤマコンテリギやリュウキュウバライチゴの花は咲き、カクチョウランの蕾も膨らんできました。また、昨日は、浦内地区の津波時の避難道と駐車場の整備を、行い安全に山に避難できるようにしました。写真は、横断の様子です。
  


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2016年03月14日

卒業シーズンが始まりました。

三月に入り、卒業式のシーズンが始まり、渡り鳥も旅立ち始めました。西表島では、デイゴの花や、ヤエヤマコンテリギの花が咲き始め、イリオモテランの蕾も膨らみ始めましたが、椎木やマンゴー、セイシカやつつじの花の開花率は悪く、自然のサイクルもおかしいです。卒業旅行で、西表島を訪れる学生も増え、先日も、摂南大学の学生達と、ピナイサーラの滝へ、行きました。写真は、昨日のツアーの様子です。
  


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2016年03月13日

西表島、巨樹・巨木ツアーⅡ

3月11日・12日と沖縄樹木研究会のメンバーが、西表島の巨樹・巨木を巡る二回目のツアーを行いました。11日は、ピナイサーラ、マーレのオキナワウラジロガシの巨木や赤木の巨木、サキシマスオウノキの群落や、野生ランを巡り、12日には、浦内川のスダジイの巨木や古見岳、相良の三本松のリュウキュウ松の巨木巡りを行いました。リュウキュウ松の周囲を計測すると、4メートル以上有り、高さもとても高く、立派な松でした。写真は、昨年の台風で枝が折れ、危機的な状態のオキナワウラジロガシの巨木と、巨木ツアーのメンバーです。

  


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2016年03月09日

デイゴの花も咲き始めた、3月9日までの活動です。

今月は、穏やかな日々が続き、浦内集落のデイゴの花も咲き始めました。廃油ボールの回収は、3日まで行い、トン9,5袋分に成りました。4日夜、エコツーリズム協会で、西表島のカエルの講演会が行われ、5日は講師の福山教授のハナサキガエルの調査に協力、沢山のハナサキガエルの卵を確認しました。6日は山猫撮影調査に協力、午後8時20分頃由布島近くの県道沿いで山猫確認、午後9時には野原崎の県道上に山猫の子猫がいました。今月も県道での目撃が多く交通事故が心配です。7日も山猫調査やシロアゴガエルの調査を行い、8日はBS朝日の「7日旅」の撮影協力でピナイサーラの滝やマングローブ林へ、天気も良く、オオコウモリやトカゲなど沢山の生き物達にも出会えましたが今日は、朝から雨となり、天気は崩れ、上原港は再び欠航となりました。写真は、昨日ピナイサーラの滝上で撮影メンバーと撮ったものです

  


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2016年03月01日

西表島の漂着廃油ボールの回収作業が始まりました。

石垣島の沖で沈没した、木材運搬船から、今年1月に大量の、原木の丸太や廃油ボールが西表島の海岸線に流れ着きました。ようやくその内の廃油ボールの回収作業が、昨日2月29日から始まりました。昨日は、9時から17時まで7名で作業にあたり、漂着ゴミや、海草にまぎれ、海岸植物にこびり付いたり、砂に埋もれたトン5袋分の漂着廃油ボールを回収しました。今日は、9名で作業にあたりましたが、昨日より、距離も遠くなり、又、植物の中に入り込んだり、細かくなり砂に埋もれた廃油ボールの回収作業は、とても困難になり今日は、トン2袋の回収となりました。写真は、昨日の回収作業の様子です。
  


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