ビーチクリーンアップ活動と西表島の自然、環境、生物に関する情報

24日(日曜日)午後2時より、中野海岸西側のビーチクリーンアップを行いました。鳩間島や石垣島からの参加者や「西表やまねこクラブ」他、46名の参加協力で500メートルの海岸線の漂着発泡スチロールの回収と100メートルの回収調査を2時間かけて行い、全漂着ゴミの二割ほどのゴミを回収しました。発砲スチロール、トン16袋ペットボトル1274本、プラ・ビニール9袋、浮き球、ロープ、ビン、缶、電球、スプレー缶、ライター、注射器、薬瓶他、沢山のプリンターのインクを、回収しました。ペットボトルのラベル調査の結果は、中国359本、台湾36本、日本・ベトナム各15本、韓国11本、マレーシア10本、香港・シンガポール・タイ各1本、不明5本でした。皆さんお疲れ様でした。回収した発砲スチロールは、鳩間島に送られ、油に変えて燃料として利用されます。又、今日までに、のぶず・船浮観光より活動費、田野島夫妻より寄付をいただきました。ありがとうございました。

  

11月14日狩猟を前に、故郷の森の「鳥獣魂供養の碑」周辺の清掃と安全祈願が行われ、15日からカマイ猟が始まりました。16日には、中野わいわいホールで西表島エコツーリズム協会主催の「西表、島人文化祭」が行われ、私は「イノシシ汁」作りで一日が終わりました。文化祭の展示の部では、手工芸の展示、販売や島の「文化」「自然」「環境」のパネル展示などが行われ、西表エコプロジェクトでは、海岸漂着ゴミの展示をおこないました。  

雨も上がった2日、船浦中学校「64名参加」のテドー山登山に協力をしてきました。浦内川側から登り始め、登山道の整備、ゴミ拾い、安全確保作業、ロープ張りを行いながら、生徒達に、西表島の山々や動植物、自然や歴史の解説を行いながら登りました。途中大きなドングリや特に沢山のチャイロマルバネや大きなヤエヤママルバネクワガタを見つけて、生徒も保護者も嬉しそうでした。山は涼しく快適で、急な坂道で滑ってもみんな楽しく元気に登る事が出来、山頂からの絶景を楽しんでいました。山頂には、テリハノギクの花が咲き、トクサランの蕾が膨らんでいました。下山途中、ピナイサーラの滝の上に立ち寄り、マーレ川登山口に全員無事下山、駅伝の県大会に出場する男子と女子は中学校まで元気に走って帰りました。写真は4班の皆です。  

空にサシバが舞い、フヨウの花が咲き、秋の深まりを感じる西表島、相次ぐ台風の接近で、紅葉も進んできました。今日は、台風が南西に通過したため、南東の風となり、恵みの雨となりました。又、上原港のも船が入りました。昨日までは、台風や季節風の影響で、西表島の北よりの海岸線には、大量の漂着ゴミが流れ着いています。28日にも祖納の海岸に大量の流木と、沢山の赤い滑り台やコピー機のインクやアンパンマンなどの未使用の製品が漂着していました。