ビーチクリーンアップ活動と西表島の自然、環境、生物に関する情報

昨日20日、鹿川海岸ビーチクリーンアップを、緊急事態宣言終了で、2年ぶりに行うことが出来ました。平日の開催と蜜を避けるため、少人数での参加でしたが、石垣海上保安部の協力で、石垣島の八重山環境ネットワーク会員ほか、西表島東部、西部地区から3艘で出発、カラフルな海岸の砂浜の漂着プラスチック類、合わせてトン袋１０袋と大型冷蔵庫1台などを回収しましたが、森や川の中には、数倍の漂着ゴミがありました。調査終了後海で泳いだり、ビーチコーミングをして楽しみました。又、数名は、網取湾ウダラ川への登山道の整備と鹿川集落棚田あとを見学しました。漂着ごみを白浜港へ運搬、途中イルカの群れに遭遇し、港では、石垣島メンバーと漂着ゴミのトン袋詰めを行い、上原港に運搬しました。皆さんお疲れ様でした。写真は、参加者の皆さんです。  

今年も、西表島の横断道や古見岳、テドウ山ではタイワンエビネやリュウキュウサギソウの花が咲き、見ごろとなりました。横断道やテドウ山、古見岳は、世界遺産地域となり、エコツーリズム推進法の「特定自然観光資源」となりましたので、人数制限がかかります。又、許可を持った「観光案内人」のガイドが必要ですので、山に入る場合は、注意してください。写真は、タイワンエビネの花です。  

今日午後2時より、コロナ禍の緊急事態宣言開け後、初めてマスク着用で、西表島カヌー組合員を中心に、船浦湾のマングローブ林のビーチクリーンアップを、４２名参加して1㎞以上の海岸線とマングローブ林内の漂着ゴミ、発泡スチロール・トン7袋、プラスチック類・トン3袋、ロープ・トン2袋、ブイ・トン2袋、ペットボトル・トン1，5袋、瓶７０リットル・1袋、金属パイプ他、缶や電球などの漂着ゴミ、トン袋１６袋分を回収、ペットボトル調査では、１，１１０本回収中、ラベル有２９９本で、中国２２２本、台湾１３本、ベトナム12本、マレーシア6本、韓国6本、タイ2本、シンガポール2本、日本1本、インドネシア1本、フィリピン1本、不明２５本でした。皆さんお疲れ様でした。写真は、今日の参加者の皆さんです。  

西表島横断道の整備を昨日、船浦・大原中学校の3代行事の西表島横断の下見を兼ねて、船浦中学校、西表島カヌー組合、森林管理署、野生生物保護センター27名で、9時間かかって横断道の整備を行ってきました。チェンソーや鋸で、台風の倒木撤去や迂回路整備、ロープの取付、危険個所テープ・登山道リボン取り付を行って安全に横断出来るようになりました。横断道はタイワンエビネやイリオモテソウの花が咲いています。又、コロナ禍の緊急事態宣言が終了したため、今月14日午後2時から船浦湾マングローブ林のビーチクリーンアップを、カヌー組合が参加して海中道路東側駐車場で行います。20日は、鹿川海岸ビーチクリーンアップを予定しています。皆さん協力よろしくお願いします。
写真は、昨日の横断道整備終了後の集合写真です。