ビーチクリーンアップ活動と西表島の自然、環境、生物に関する情報

西表島でこの時期見られる花、生き物を紹介します。
森の中の水辺では、リュウキュウアサギマダラが冬を越す為たくさん一ヶ所に集まっていてとてもきれいです。また天気の良い日にはコノハチョウが舞い、スジグロカバマダラも大群で樹に群れて、さながら樹に花が咲いたようです。また植物もツワブキやイナモリソウの花が咲き乱れています。オキナワテイショウソウも白い花を咲かせきれいです。ムサシアブミやカラコンテリギも花を咲かせ始めました。
日没と同時にイリオモテボタルの雌は命を繋げる為に30～60分ほど光っています。道沿いでは車のライトにも負けずがんばっていますが子孫を残せるか心配です。
  

1月24日(日)西表ヤマネコクラブ(子供エコクラブ)がビーチクリーンアップをナータ浜で午前10時より約2時間、23名参加で漂着ゴミの回収、調査を行いました。
クラブが2ヶ月に1回行っている調査地、流れ込みのある浜30ｍ間のゴミ回収の後、防波堤側40ｍ間のゴミ回収も行い、合計でペットボトル426本(ラベルのある物・中国105本、台湾33本、日本19本、韓国10本、マレーシア3本、シンガポール1本、ベトナム2本、イラン1本、ニュージーランド1本、インドネシア1本)や発砲スチロール22袋などたくさんのゴミが回収され、ゴミの種類ごとにクラブのメンバーの子供達が調査の後、発表を行いました。
子供達、親や先生方は感想で、クラブメンバー以外の参加が少ないので友達や近所の人に声をかけたり、ポスターを貼ったりしてたくさんの人に協力をしてもらえるようにしたい。大変だけどみんなでゴミを拾うと楽しい。達成感がある。などの発表がありました。
西表ヤマネコクラブの皆さんそして地域の皆さんご苦労様でした。これからも活動の輪を広げてまず自分たちの住む地域から環境の保全を考え、守ってほしいと思います。これからも活動がんばってください。
今回の漂着ゴミはトン袋で3袋半になりました。  

1月17日(日)晴れ14:00～16:00　由布及び仲間崎でビーチクリーンアップ調査を行いました。30年前及び20年前に調査が行われた場所で、同じ方法でゴミの種類、数の調査を行い漂着ゴミの回収を行いました。参加者は10名でしたが、美原集落や東部の方、観光客の方も2名協力してくださり良かったです。貴重なデータも得ることが出来ました。また協力よろしくお願いします。
今月はもう一回1月24日(日)ナータ浜(上原まるま荘前)で西表ヤマネコクラブによるビーチクリーンアップが行われます。また来月、2月21日(日)14:00より中野海岸でビーチクリーンアップを行いますので皆さん協力よろしくお願いします。  

西表島のビーチクリーンアップの情報をこれからこのブログでお知らせします。