ビーチクリーンアップ活動と西表島の自然、環境、生物に関する情報

昨日18日、中野海岸のビーチクリーンアップを上原ドリームズをはじめ地元ガイド住民５３名参加して５００ｍの台風後の海岸で行いました。猛烈な風と波で多くの大きなゴミや砂が飛ばされた海岸線には、台風通過後に打ち上げられた細かなゴミや軽石が大量に打ち上げられていました。細かなゴミの回収は大変でしたが、トン袋5，5袋の発泡スチロールやプラスチック類、ペットボトル、瓶や缶、電球や壊れた船の一部などたくさん回収、ペットボトル調査と漁具「ブイや漁網、餌木やアナゴ籠」などの発生源や数量調査も行いました。ペットボトル調査では１，１４３本回収中、ラベル有３２１本中、中国２４３本、台湾３５本、ベトナム２７本、マレーシア６本、フィリピン5本、日本2本、インドネシア・タイ・ニュージーランド・アメリカがそれぞれ1本、不明6本でした。終了後スポーツ少年団上原ドリームズに西表エコプロジェクトから活動費を手渡しました。直後に台湾地震の津波注意報が発令され急遽終了しましたが、解除され、被害が無くて良かったです。写真は、参加者の皆さんです。  

10月16日横断道維持管理調査を、2名で行いました。沢山の倒木撤去や迂回路整備、登山道リボン取り付けや危険箇所リボン取付で、イタチキ川の少し先8番道標までしか、人が足りず整備できませんでした。マヤグスクの滝までは、一応安全に通れるように整備しましたが、８番から先の崖伝いの道は倒木にふさがれている為通行できません。今月26日以降に人数確保ができれば、整備を行う予定です。
今年は、オキナワウラジロガシの生り年でしたが、山の中はオキナワウラジロガシの大きなドングリが大量に落ち、ウラジロガシの大木も沢山倒れています。山に入る場合は許可申請はもちろん、十分に注意してください。写真は、撤去する前の横断道カンピレー口の様子です。