2010年12月19日

ビーチクリーンアップin高那海岸を行ないました

 今日は天気もよく、ビーチクリーンアップ日和となりました。
午後2時より、42名が参加して高那海岸西側のレストランたかな前の漂着ゴミ回収調査を行ないました。今日は、各集落の作業や沖縄国立劇場での節祭の公演のため、西表島エコプロジェクトのメンバーや地域の人々もあまり来られず、心配する中、パイヌマヤリゾートより23名の参加があり、ダイビング組合や西表島カヌー組合、町観光協会員や地域の人々の協力で、150mの海岸に2ヶ月間に漂着したゴミの回収をすることができました。トン袋で約6袋分の漂着ゴミを回収しました。ペットボトル1袋、発泡スチロール2袋、浮き玉1袋をはじめ、たくさんの廃油ボールとビンや電球、医療ゴミも少しあり、針のついた注射器などが3本、注射針も3本ありました。釘のついた板も多く、怪我をする人がいなかったのが不思議なくらいでした。
ペットボトルの調査では、ラベル有りのペットボトルの内、中国製192本、台湾製32本、アラブ31本、日本19本、韓国14本、ベトナム8本、マレーシア7本、シンガポール5本、フィリピン4本となりました。
今日はまた、フジテレビのニュース撮影もあり、皆さんお疲れさまでした。

今の時期は多量の海草も打ち上げられ、海草そのものはたくさんの生物の食料や肥料になるのですが、これに廃油ボールやビニール、細かくなったプラスチック類や発泡スチロール、それに注射器やライター、ロープなどたくさんのゴミも絡まり合い大量に漂着していて、又、中が見えない為とても危険です。釘のついた板も海草の中から出てきました。
海岸では、特に足元に注意して怪我のないようしてください。

みなさんありがとうございました。
これからも西表島の環境を守るために、がんばっていきましょう。  


Posted by 森本孝房 at 20:28Comments(0)